1人が本棚に入れています
本棚に追加
/30ページ
放課後のことだった。
「なぁ、今日4番地の1番奥に行ってみようぜ!」
隣でしゃべっているのは親友のジャンク・クラウザ。
キレイな金髪で短く切ってある。
あまり大きな声でいえないが革命軍に入りたいらしい。
「はぁ?」
いきなりそんなこといわれても…
「だから1番奥までいくんだよ!いやなのか?」
「えぇー、だってあそこMPCがいるんだぜ。嫌だよ」
ホントは行ってみたい。
「なんだよ、びびってんのか?」
むかっ💢一番嫌いな言葉を…
「上等だ!いったらー」
「よし、よくいった。」
「ただし、明日の放課後な。」
「いや、なんで明日何だよ。今行こうぜ。」
「いろいろ用意が必要だろ?」
「あっ、そっか!」
こいつ思いつきでいいやがったな。
「よし、わかった。それじゃあまたな。」
「ああ、また明日。」
アランはジャンクとわかれ家へ帰った。
「ただいま~」
誰もいないけど…
時計を見ると6時37分。
めしの支度してちょっと勉強して風呂入って寝るか…
それが普段の日常。
俺は普通の人生を送ればそれでいい。
しかし知りたいことはある。
それは自分の親である。
物心がついたときからいなかった。
最初のコメントを投稿しよう!