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痛みを知らないまま大人になってしまったから
汚れてしまった恥じらいを知って
ちょっと悲しくなったから
自分を傷つけてみたりして
そんな自分が嫌だからって
深く悩んでみたりして
それが人生なんだよと
だれかが唄ってみたりして
そんな世界が今日もある
失う哀しみも
得る喜びも
子供の時より薄くなって
なんとなく過ぎ往く時間の流れに身をまかせたりして
刺激のない日々だと言って
変わらない日々だと言って
小さな悦びを見て見ないふり
そんな人生に
そんな人生に
嗚呼
何が待ってるの？
本当に待ってるだけで
自分では何もしない
｢神様神様嗚呼神様
私を幸せにして｣
もがいて掴み獲る幸せを忘れて
他力本願で人生が回る
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