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コスプレ天使はむむむ、と頬を膨らませる。
「なら証明したげるよ」
そういうと、目を閉じ、背中の翼をはためかせ、空に浮き始めた。
というか、今気付いたが元々俺とアイツは浮いてた。
「ちょ、オォイ！ なんか浮いてんですけど!?」
「だから言ったでしょ？ 僕は天使だ、って」
「ちげーよ俺がだよ！ なんで!? なんでだ!?」
恥ずかしいくらい取り乱す俺を見て、元居た位置まで降りてくると、コスプレ天使はため息をつく。
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