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『依弥(ヨミ)』
世見人(ヨミビト)と呼ばれる一族の人間。
世見人とは、世界の理を統べる事が出来ると言われている。
『親衣(チカエ)』
世見人を守護する一族、守御人(カミビト)の青年。
守御人は代々、世見人の者が生まれた時に一人につき一人、守護する者を配してきた。
『理杜(コト)』
世間から月陽の神子(ツクヨノミコ)と呼ばれている少女。
世見人の一族と深い関係がある。
『春夏冬(アキナイ)/秋羽有(シュウユ)』
有翼の民(ユウヨクノタミ)と呼ばれている一族の双子の青年。
しかし、兄の春夏冬は生まれつき翼が無かった為に一族から疎まれている。その為、一族を飛び出して外の世界へと逃げている。
弟の秋羽有は一族で一番美しい純白の翼を持っている。一族から居なくなった兄が気がかりでならない。
『紘李(ワタリ)』
依弥の兄で一族の長。
紘李の守御人は既に亡くなっている。
己の感情のせいで守御人を亡くしてしまった事を今も悔やんでいる。
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