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『はあ…止めろ、止めてくれ』
『おいおい、散々人の生き死にを操ってきて、自分は嫌なんて、そりゃあねぇだろ?』
安藤警視は、私を小馬鹿にした表情で見下す。
部内がざわめく。
思いもよらない展開に、誰も着いていけていない。
『止めろ!安藤警視!太田!止めてくれ!』
私は太田を見る。
彼は、拳を握り親指を立てる。
そして、それを首もとに持っていき、横に一閃する。
『じゃあな…』
『止めろ、頼む!何でもするから!たの…』
バーン!
私が最後に見たものは、本当の悪魔の姿だった…
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