~終焉~

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『麻酔だよ。流石にこんな所じゃ殺せないし、まだこいつには聞きたいことが山ほどあるんだ』 安藤警視は、銃口を指でなぞりながら説明する。 『アリさん…あんた一体?』 寺崎さんの言葉に、安藤警視はフッと息を漏らす。 『俺は…お前が思ってるような人間じゃないよ。行くぞ、太田』 『へーい』 私達に背を向け、父を担ぎながら安藤警視は歩き出す。 それに着いて行く形で、太田君も歩き出す。
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