~追憶~

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『うん!』 その後、何でもない話を続けている内に、私はあることを思い出した。 『そういえば!』 『ど、どうしたの?』 海斗は、驚いた表情で私を見ている。 『あの時、私に言おうとしてたことって、何だったの?』 『え?』 『ほら、ケンカした日だよ。海斗、ちゃんと話したいことがあるって言ってたよね?』 私の言葉に、海斗は思い出したように手を叩く。
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