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あぁ、今日も君は綺麗だ。
桜の花弁が舞う中、
嬉しそうに笑顔で手を振り走る君。
僕が一番好きな君の笑顔は
僕ではなくて、
君の好きなアイツに向けられる。
―――アイツよりも先に出逢えていたらきっと。―――
『なんてな。』
そう心の中で言って自嘲するように笑うのも、
なんだか当たり前になってしまった。
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