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旅行当日 「「いってきます」」 留守番する3人に見送られ、俺の運転で一泊二日の温泉旅行に出かけた 「ふんふふん♪」 久しぶりのオフ・恋人との旅行 ジェジュンはよほど嬉しいのか鼻唄が出てる 「すっごい楽しそうだな」 運転していた俺は笑みを浮かべながら、ジェジュンへ話しかける 「だって♪二人だけで旅行だよ?楽しいに決まってる♪」 (ジェジュン…ごめんな?) 俺は心の中でそう呟く 実は…貸し切りの露天風呂なのは秘密にしてるんだよね 大きな瞳をさらに大きくして、驚く姿を想像して、ついつい笑いが込み上げてくる 笑いを我慢するの結構大変だから、早く着いてほしいんだけど…? そんな俺の様子に気づいてないだろうジェジュンは窓の外を目を輝かせて見つめている (楽しみにしてくれてんだな)
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