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目が点になるということはこのことなんだな、と実感してしまう 「えっ?これ…着るの…?」 「そ。絶対、似合うから♪」 信じられない思いで聞き返す僕に、あっけらかんと言葉を返すユチョン 「どうしても着ないとダメ?出来れば着たくないんだけど…」 「え!?似合うのに…」 「ユチョン?どうしても、と言うなら…今夜はおあずけだからね!」 僕は断固として拒否する 「ジェジュンのいけず」 ユチョンは拗ねたような表情を見せたかと思えば、すぐさまフェロモン大王の顔に切り替わる 「んっ…ユ、チョ…ン…」 「しっ。ちょっと静かにしてて…」 そう言って、ユチョンは上に覆いかぶさってくる 「ジェジュン…」 僕の名前を呼びながら 頬やアゴ、首筋、セーターの首から半分見えている鎖骨へと、ユチョンはたくさんの場所に夢中でキスを繰り返した
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