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山崎達は店を出『お前達事務所に帰ってろ』
「事務長! 」
『いいから帰ってろ』
山崎一人ヒロシの事務所の前に立つ
チャカを窓に向け撃った
瞬く間に若い男達が山崎を取り囲んだ
「てめぇか!」『そうだ』
「待てーあんた?山崎さん 」
『俺の事知ってる奴がいたとはな』
しばらくしたら「コーイチ!久しぶりだな」
そこに立つ男は山崎の元兄弟分
『ヒロシ!』
「コーイチ!久しぶりに顔見せて派手な事やってくれるじゃねえか」
「お前ら中に連れてけ」
山崎は抵抗する事無く事務所中に入った
「コーイチ!これはなんの挨拶だ?ちょっと冗談が過ぎるんじゃねえか」
山崎は無言でチャカと名刺を差し出した
「うん、おめぇ工藤会の……」
「そーゆ事か」
『事だ!』
「あははおめぇらしいな」
二人は睨み合っていた
ヒロシが口を開いた
「コーイチ戦争するきか」
『いや今回はこっちが悪いようだ、だから詫びを入れに来た』
「ほう、詫びの入れかた間違ってないか?」
『これは今朝の挨拶返しだ』
割れた窓を差した
「兄弟!今までどーしてた」
「まさかヤクザになって戻ってきたとはな」
「相変わらずいい根性してるよ」
『今ここの組織はどーなってんだ兄貴は!?』「あの兄貴は死んだよ、おめぇの知ってるように敵が多い人だったからな」
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