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この制服をみると思い出す
いないとわかってても
目で追う
夏の汗くささも
それを消そうとする香水も
あなたの笑顔も
話し方も
タバコの吸い方も
年下ならではの悪戯顔も
子供っぽい所も
制服をみると
一瞬で思い出す
あの時
あの瞬間へ
私は時を越える
決して戻らぬあの時へ
音で分かったよ?
遠くにいててもにおいで分かったよ?
会えただけでよかったよ?
手が振えるくらい好きだった
あの時は本当だった
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