四枚目

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僕のした事が許されるとは思わない 幼かった僕は知らないうちに 君を傷つけてしまっていたんだね ほんの少しの出来心で発した言葉が あんなにも君に突き刺さっていたなんて思わなかった 謝りたいと思った時には 全てが手遅れで 君は僕の知らない場所へと旅立ってしまった… こんな事を僕が言うのは間違っているかもしれないけれど 今君がいる場所は淋しくない? 僕みたいな奴はいない? いつか君を見つけ出して直接謝るから… 許さなくてもいい 僕自身の声で… 僕自身の言葉で 君に謝らせてほしいだけだから
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