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という訳でヒデオが引きこもりに再就職したことを話した。
「ふむ、まぁ当然だろうな、やることもなければ引きこもるしかあるまい」
「まぁそうっすね~、だからこの街に残ってればいいのに」
「でもこのまま放っておくと退屈しちゃいますよ。ノアレが」
・・・・・
「それってすごくヤバくない!?」
「まぁ、ある種の世界の危機っすね」
「おい、ラトゼリカ!!早いとこヒデオのスコア程度抜き去ってしまえ!!・・・っどこに行った!!」
「隅っこで落ち込んでますが」
「ごめんね~ラティちゃん!!怒らないで~」
あわてて謝る初代聖魔王といおりん。
しばらく話した後に復活したラティさんが別のゲームに再挑戦した。
俺たちのやりかたで、なっ!!
≪あなたはプロレベルです≫
今日のランキング2位
「ところでウィル子、」
「なんですかいおりん」
「っ!おまえなんでその呼び名を知っている!!」
「ウィキペデ○アに載ってました」
「・・・、で先ほどのゲームとの違いがわからんのだが」
「今回のは入部祭で先ほどのは文化祭です」
最近のゲームはわからんといった表情で貴瀬は頭を掻いた。
「ラティさん、コマンド入力とかはしてますか?」
「もちろんです、ちゃんと開始場所を変更しています」
何回やっても一位を取ることができず、ラティの表情にも疲れが見え始めた。
ラティが深くため息をつくと鈴蘭が何か閃いたのか、電話を掛けはじめた。
「おい鈴蘭!何をしている!?」
「ふふふ、ちょっと思いついたことがあってね」
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