はじまりの村

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「ただいまっ。おじいちゃんに紹介したい人がいるんだ」 「おや、お客さんとは、お茶を出しもせんで…さ、こちらにどうぞ」 「あ、ありがとうございます」 「それで、こちらのお嬢さんは?」 「モモちゃんっていって僕のお嫁さん!!」 「は!?」 「おぉ、でかしたジョン!今日は村を興しての祭りじゃ!!」 「え、納得しちゃうの!?」 「モモさん、ジョンをどうぞよろしくお願いします」 「ちょっと待って、何か勘違いしてるみ「恥ずかしがらないでいいんだよ、モモちゃん」 ちなみにジョンは5歳だ。 そんな小さな男の子に手を出すほど困っていない。 というか、手を出したら犯罪だ。 とりあえず私は一息ついて 二人の後頭部に手を伸ばし そのままお互いの額目掛けて頭突きをさせた。
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