~に、なりたい。

2/10
前へ
/29ページ
次へ
「………は?」 間抜けな声を上げたのは勿論オレで………。 持っていた(さっき骸から貰ったであろう)報告書を、手から机へと落としてしまった。 「む、骸…さ、ん?」 目の前に居る骸に思わず敬語で話してしまう。 「もしかして、どこか頭打ち付けて来ました?」 手から落ちた報告書を再度持ち、軽く目を通すと、再度骸に視線を向ける。 「何でそんな事を聞くのですか?」 クフフ…。と、気持ち悪…ゲフンゴフン! 不思議な笑い声を出している骸に、オレは嫌そうに眉を寄せた。
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!

90人が本棚に入れています
本棚に追加