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「オレがそんな事で許可出来ると思うか?」
「出来ると思うからこうやって頼みに来てるんでしょう?」
またもや、不愉快な笑い声を上げる骸に、机の上にあった万年筆を骸に投げた。
「危ないですね。当たったらどうしてくれるんですか」
「そんな事で当たったら雲雀さんのヒバードに殺されてるよ」
「意味がわかりません」
骸はオレがさっき投げた万年筆を机に置く。
些かムスッとした顔の骸に笑顔を向けた。
「ありがとう。報告書はOKだよ。さて、後は理解出来ない要望だけだね」
無くさない様にと、書類入れの箱に報告書を入れ、肘を付いて骸を冷めた目で見た。
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