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「英雄ですな
芹沢先生。
しかし自重していただきます
ところでお返事の件は…」
「…あぁ
守護職のわたりをつけるアレか」
「そうです。」
「昨日も行ってきた
兄ももう返事があるだろうと言っていた
あれがあれば京は俺と君の天下になるな」
「いえ…
私は朴念仁です
しかし先生は京洛第一の国士となられるでしょう」
「近藤君
おだててもダメだぞ」
「そんな…
私は巧言を用いれるような男ではありません」
「それもそうだなぁ」
芹沢は笑い声をあげる
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