幕末

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「あ! 土方さんお帰りなさい」 無邪気な声をあげたのは、同じく師範代の沖田総司。 若いが9歳で剣術指南役を打ち負かした天才剣士である 「総司か 何処へいっていたんだ?」 「暇だったものですから かわべりへ野蒜をとりにいっていました ほら」 そういって見せてきた 「そうか じゃあ今日の酒のつまみはそいつだな」 「やぁ土方君 ご苦労様」 同じく野蒜を持って現れたのは山南敬介 流派は違うが、今は入門し道場の運営などを任せている
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