誕生

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二人は田舎町へとたどり着いた。 「こんにちは。お邪魔します」 双子を前にすると、イザベラと呼ばれた女性は自分の目にすぐに魔力を集中させた。 「ふむ。なかなか面白い子達ですね。将来が楽しみですよ」 「能力はどうなんだ!?」 父親は早く知りたいのかすぐに声をあげた。 「まぁ、焦らないでください。紙に書くから、紙とペンを用意してください。私が見たっていう証明書にもなるでしょう」 そのイザベラの言葉に父親は紙とペンを用意した。
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