成長、そして入学。

6/30
前へ
/113ページ
次へ
二人は階段を上がり自分達の教室へと入っていった。 中にはいかにも屈強そうな男、横に狼のような生物を連れた女など、30人ほどの生徒が席に着いていた。 「みんな真面目かよ」 「兄さん。そういうこと言わないでください。反感食らいますよ」 エイトとナインの二人に興味を示す教室の生徒。 会話の内容も目立っていたのかもしれないが、それ以上にエイトが発する魔力に関心を持っているようだった。 エイトは魔力をあまり上手くコントロール出来ないため、大きな魔力が溢れ出ていたのだ。
/113ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加