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「あっ、ちなみに一回班を組んだら何があっても今年一年は変えられないから」
大事なことをさらっと述べるケント。
「まじかよ!おれはナインと二人で良いんだけど」
「だめだ。三人組を組んでもらう」
ケントはエイトのダメ元で言ってみた発言に即答した。
するとそこへ、おとなしめな女子が近寄ってきた。
「あの。私を仲間に入れてください」
おとなしい子が何故、声を掛けてきたのか。
それは周りを見れば一目瞭然だった。
他の生徒達は既に三人組を組んで、先生も選び終わっていたのだ。
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