成長、そして入学。

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「おいおい。もう決まっちゃってんのかよ!」 愚痴を漏らすエイトだったが、すぐにナインがフォローした。 「兄さん。僕ら二人は一緒なんだから良いんじゃないかな。彼女と三人組を組もうよ」 他に選ぶ道は無かったので、エイトも渋々了承した。 「そういうことで。よろしくね。えっと・・・」 「クリス=タヤです。お願いします。クラウンさん」 「名前覚えてくれてるんだ!僕はナインって呼んでよ。兄さんはエイトでいい・・・・よね?」 ナインはエイトの機嫌を伺いながら、クリスにそう答えた。
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