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「私も何故このクラスに選ばれたのか分からないんです」
クリスは申し訳なさそうに話に入ってきた。
「いや!気にしなくていいんだよ。多分今まで治癒能力をすごく練習してきたんじゃないの?」
ナインはクリスの能力を見た時に、何か暖かい力を感じ取っていた。
「はい。折れた骨や傷ついた臓器を修復するくらいは大体できます。」
「何だって!?」
エイトもナインも治癒の練習をそれなりに積んできた。
それでも、二人が治せるのは切り傷や擦り傷などの表面上の傷や捻挫や打撲までだった。
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