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「すごいね。それは心強いよ!」
ナインは笑顔でクリスを見つめた。
するとそこへ、三人の先生になるであろう老人が近付いてきた。
「お楽しみのところ悪いんじゃが、そろそろ訓練を始めんかの?」
三人は先生の方を向くと、ナインが自己紹介を始めようとした。
「あっ、すみませんでした。僕は、」
「ナイン君じゃろ?横の二人はエイト君とクリスさんじゃな?」
三人は少し驚いたように頷いた。
「へぇ。じいさんはちゃんと生徒の情報を把握してんのか!」
「兄さん!」
ナインは先生をじいさんと呼ぶ兄を恥ずかしそうに止めようとする。
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