成長、そして入学。

28/30
前へ
/113ページ
次へ
「よし!そんじゃあ、やりますか。クリス。お前は後ろに下がっとけ。」 エイトも戦闘体制に入った。 ゲンソウは杖を構えると、ただ三人を見つめたまま立っていた。 「どうしようか?僕が試しに弓で攻撃してみようか?」 「そうだな。そこで少しくらい怯んでくれればいいんだけどな」 そんなやりとりの後、エイトはゲンソウ目掛けて飛び出した。 ナインは敵の目がエイトに向くのを確認するや否や、弓を放った。 「よし!うまく引っかかってくれた!」 しかし、弓は届く前にゲンソウが作り出した壁によって阻まれた。
/113ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加