ティッドの暴走

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「何でだ!?」 エイトは怒りを露わにしていた。 というのも、入学してから一週間。 ゲンソウが学校に姿を現さないからだ。 今日も他のチームは担当の先生と訓練を続けていた。 しかし、エイト達の班は入学から一週間、ケント先生の指示で他の班のけが人の治癒しか行っていないのだ。 「おれたちは看護係かっつうの!」 そんなエイトの嘆きに、ケントは反応を示さない。 何故か。 実はケントもゲンソウが学校にやって来ない理由を知らなかったのだ。
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