ティッドの暴走

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「あの。勝手に来ちゃって良かったんでしょうか?」 エイトとナインに着いてきてしまったクリスは二人に尋ねた。 「知らん!」 エイトは即答した。 それに対し、ナインはクリスを気遣うように声を掛ける。 「もしかしたらすごく危ないかもしれないから、今からでも一人で戻って良いよ?」 「いえ!私も班の一員ですから!」 クリスが今までに聞いたことの無いような声ではっきりとそう言う。 二人はそれに少し驚いたが、その態度に二人とも温かく応えた。 「足引っ張るなよ!」 「頼もしいですね。」
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