ティッドの暴走

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「なんだよこれ!」 呻き声を頼りに外に出てきたものの、呻き声がしたであろう方向には大きな黒い壁が出来上がっていた。 「この先で異変に気づいた先生達が対応してるんじゃないかな?」 ナインは冷静に状況を分析した。 「ナイン!お前の力であっち側を見れないか?」 「うん。もうやってる。詳しい状況は分からないけど、大きな魔力が一つと僕らくらいの魔力が約20かな。向き合ってる」 「大きな魔力ってどんくらいだ!?」 「僕が測った数値で言うと、総魔力2000くらいある」 「なんだと!?」
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