ティッドの暴走

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エイトは総魔力2000の相手など、今まで出会ったことがなかった。 今までで一番強いと感じた父親はいつも手を抜いて訓練をしてきていたし、ナインが相手の総魔力を測れるようになる前には戦争に出ていってしまっていたのだ。 「そんな奴がこの世に存在すんのか!?」 エイトが戸惑っていると、不意に声を掛けられた。 「君たち。そんなとこで何やってるんじゃ?」 そこに立っていたのはゲンソウだった。 「じいさん!何でここにいるんだよ!?」 「今はわしの質問の番じゃ。君たちは何をしとるんじゃ?」
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