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ラグ「そっそうなんですか?」
シオン『あぁ…それと、明日から俺、3日間非番でいないから。ロイドの野郎がたまには休めって言われてるんだ…』
ザジ「確かに、あんた何十件も配達に行ってることが多いからなー。ま、たまにはいいんじゃねーの?」
コナー「あんまり無茶をすると体に影響がでるしね…。」
シオン『それと、ラグ・シーイング…その心弾銃、お前にとってはまだ強力だから慣れるまで時間がかかるだろうから、それまでセーブして撃てよ。それじゃ、またな。』
ラグ「あ、はい!!ありがとうございます!」
シオンの自宅はカシオピイア・ランプより奥の住宅街に住んでいて、シルベットの家に近いせいか非番の時などはよく行っている。
―――ガチャ……バタン
自宅に着いたシオンは近くにある棚の方へ行った。棚には、写真立てだけが置かれていた。
その棚に心弾銃 第二番を置き、近くに立てかけてある写真立てを持った。しばらく見つめると写真立てを置き二階に上がっていった。写真には17歳ぐらいの茶髪の少女が微笑んでいた。両手には、少しだけ小さい黒い狼を抱いていた。隣には、少女の頭に手を置き、黄色い髪で目の色は水色の18代位の男が立っていた。両者共にテガミバチの制服を着ていた。
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