第一章

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第一章

『空が青すぎて死にたくなる』 片手に煙草を持ち、空を眺めながらそう思った 少年の姿は高校生にしか見えず、実際に高校生であり、煙草が吸える年齢ではない 煙草を口に加え、屋上のフェンスに背中を預け、ただ空をぼーと眺める 曇り空は暗くて飛び降りたくなる、星空は綺麗で飛びたくなる なんて思っていると ?『曇り空は暗くて飛び降りたくなるし、星空は綺麗で飛びたくなるよねー』 横から女の声がした
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