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-ハンターギルド・レヴァン地点-
バンッ!
ラヴィード「おいっ!ジェボ親方!」
焦っているのか疲労の憤りなのか、蹴りで扉を乱暴に開けるラヴィード。
ジェボ「ん?おぉ、どうした?ラヴィード坊。ありゃ?その女の子は?」
ラヴィード「この娘、怪我してんだ!こいつを介抱できる部屋は空いてるか!?」
ジェボ「お…おぅ、空いてるけど…」
ラヴィード「どこだ!?」
ジェボ「そこの左の扉の部屋が空いてらぁ。」
と、ジェボが場所を指差すが否や…
ラヴィード「サンキュッ!!」
バンッ!
さっさと入っていった。
ジェボ「…やれやれ、慌ただしい奴だな全く…あ、依頼の魔物は倒したのか?」
-ナースルーム-
マーシャル「……ん…」
ラヴィード「お、目ぇ覚めたか?」
マーシャル「あ…あなた確か…ラヴィード君?」
ラヴィード「おっ、よく覚えてたな。マーシャル。」
マーシャル「そっちも覚えてるじゃん…あれ、怪我が治ってる。」
マーシャルの腕や腹に、包帯が幾重にも巻かれていた。
ラヴィード「あぁ、その包帯はピーチグミを染み込ませているから治癒力が高いんだ。すぐに治るんだよ。」
マーシャル「ふ~ん……もしかして、これ巻いたのあなた?」
ラヴィード「そうだけど?」
マーシャル「…そ、そう…へ、変なトコ触ってないでしょうね?」
ラヴィード「は?変なトコって?どこだ?」
マーシャル「え…えと…その…///」
と、マーシャルは途端に顔を赤らめた。
ラヴィード「あぁ、アンタEカップだろ?多分。」
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