ハンターギルド

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ラヴィード「つー訳で…マーシャルもハンターギルドの仲間入りけって~い!」 どこから持って来たのか、ラヴィードはホーンを鳴らして祝福した。 マーシャル「え?え?何これ?」 当然、マーシャルは何事かと大きな目をぱちくりさせる。 ジェボ「嬢ちゃんは、自分の身は自分で守らないといけねぇ。ここなら、特訓すれば少しは力がつくぜ。」 マーシャル「は…はぁ…」 いきなりの出来事に、未だ着いていけていないマーシャル。 ラヴィード「ここには、充実した特訓施設があるから、すぐにマーシャルもハンターになれると思うぜ。」 マーシャル「身を守る為に、ハンターにならなきゃいけないの?」 ラヴィード「手っ取り早くに強くなりたいなら、最低資格でハンターが必要なんだ。別にハンターをやりたくなきゃハンターの仕事はしなくていいんだぜ?」 マーシャルの質問に、ラヴィードは長々と説明した。 マーシャル「そ…そうなんだ。」 ジェボ「てな訳で、嬢ちゃんにはこの武器を渡そう。」 そう言い、ジェボはマーシャルに武器を手渡した。 マーシャル「これは…銃?」 ジェボ「ただの銃じゃない。魔力で弾を撃つから半永久的に撃てるんだ。」 マーシャル「す…凄い…」 ちょっと感激しているマーシャル。 初めてのまともな武器なのだから。 ラヴィード「ちなみに、俺はこの双剣だぜ。」 マーシャル「え~?いいなぁ、かっこい~…」 ジェボ「んじゃ、そろそろ…」 と、ジェボが指を鳴らすと… バンッ!! マーシャル「ひゃわぁっ!!」 いきなり扉が開き、屈強な男たちが入ってきた! マーシャル「えっ…?何何?ちょっ…きゃ~~~!!」 そして、マーシャルは連れていかれてしまった… ラヴィード「頑張れよ~」 ひらひらと、軽く手を振って見送るラヴィード。
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