326人が本棚に入れています
本棚に追加
ラヴィード「つー訳で…マーシャルもハンターギルドの仲間入りけって~い!」
どこから持って来たのか、ラヴィードはホーンを鳴らして祝福した。
マーシャル「え?え?何これ?」
当然、マーシャルは何事かと大きな目をぱちくりさせる。
ジェボ「嬢ちゃんは、自分の身は自分で守らないといけねぇ。ここなら、特訓すれば少しは力がつくぜ。」
マーシャル「は…はぁ…」
いきなりの出来事に、未だ着いていけていないマーシャル。
ラヴィード「ここには、充実した特訓施設があるから、すぐにマーシャルもハンターになれると思うぜ。」
マーシャル「身を守る為に、ハンターにならなきゃいけないの?」
ラヴィード「手っ取り早くに強くなりたいなら、最低資格でハンターが必要なんだ。別にハンターをやりたくなきゃハンターの仕事はしなくていいんだぜ?」
マーシャルの質問に、ラヴィードは長々と説明した。
マーシャル「そ…そうなんだ。」
ジェボ「てな訳で、嬢ちゃんにはこの武器を渡そう。」
そう言い、ジェボはマーシャルに武器を手渡した。
マーシャル「これは…銃?」
ジェボ「ただの銃じゃない。魔力で弾を撃つから半永久的に撃てるんだ。」
マーシャル「す…凄い…」
ちょっと感激しているマーシャル。
初めてのまともな武器なのだから。
ラヴィード「ちなみに、俺はこの双剣だぜ。」
マーシャル「え~?いいなぁ、かっこい~…」
ジェボ「んじゃ、そろそろ…」
と、ジェボが指を鳴らすと…
バンッ!!
マーシャル「ひゃわぁっ!!」
いきなり扉が開き、屈強な男たちが入ってきた!
マーシャル「えっ…?何何?ちょっ…きゃ~~~!!」
そして、マーシャルは連れていかれてしまった…
ラヴィード「頑張れよ~」
ひらひらと、軽く手を振って見送るラヴィード。
最初のコメントを投稿しよう!