出会い

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-フィムレイン国内 レヴァン- ここは、至って平和な村、レヴァン。 何のいさかいも無いこの村に、運命の歯車に巻き込まれる少年がいた。 *「…んう…もう朝か…」 眠い目を擦りながら起き上がった赤髪セミロングの少年の名前は、ラヴィード・シャルベイト。これまた普通の少年。 ラヴィード「くゎぁ~…ぁ。朝飯用意しなきゃ…」 現在、ラヴィードは独り暮らしをしている。つまり親がいない。小さい頃に亡くなった様だ。 ジュウゥゥ… ラヴィード「…残り物のコロッケ…大丈夫だよな。揚げ直しゃ。」 料理はそこそこ出来る。が、少し大雑把なのが玉にキズ。 ラヴィード「ん、完成!いただきますかっと。」 先程のコロッケに手をつけた。 ラヴィード「もぐもぐ…さて…今日はどんな魔物退治が依頼されてるのかな…?もぐもぐ…」 ラヴィードの職業はハンター。ギルドで依頼を確認し、遂行して完了する事で得られる報酬でラヴィードは生活している。 ラヴィード「…ふう、ご馳走さま。さてと、用意するか。」 と、固有装備である双剣を持ち、トレードマークであるマフラーを首に掛けると、ラヴィードは外に出掛け… ラヴィード「…おっと、モンスターレコーダー忘れてた。」 ようとしたが、モンスターレコーダーと呼ばれる機械を取り、腕に装着した。 ラヴィード「あっちに着いてから気付いたら、色々めんどいしな…じゃ、今度こそ行って来ますっと。」 そしてラヴィードは、仕事場(?)であるハンターギルドに出掛けた。
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