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「どうしたんですか?」 総司が笑いながら言うと土方は 「やっぱり泉の親を斬った野郎だな…」 と呟きに近い声で言った     "あの時" を思い出しながら 泉に初めて会ったあの雪の日を目を瞑り思い出した ─総司!そっちの女を守れ! ─向こうに行った! ─母様……父様! 泉の涙が雪に落ちて 雪はとけ 血で雪は赤い…紅雪にかわる
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