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とある街の路地裏を進むと小さな白い洋館が見えてくる。
洋館の玄関の屋根に取り付けられた看板には“骨董過去屋"と書かれている。
そこが俺―五月雨一騎―のの住まわせてもらっている家であり、職場だ。
“骨董過去屋"と言われてもなにがなんだか大人数の人間はわからないだろう。俺も最初はわからなかった。
えー…簡単というかこれしか言いようがない
そこは『過去』を買うのだ。
そんなことを言われてもわからないだろう…実のところ俺自身働いていてもよくわからない。
わかっていることは一つだけ。
それは…店に来た人間は後悔するか、しないかの2つにわかれる。俺が見てきた限り圧倒的に前者が多い。
まぁ詳しいことはこれから始まる話を見てくれ
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