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だっ大丈夫大丈夫!! うちの学校に高野って人何人かいるし………ね? 「おい」 私が意を決してインターホンのボタンを押そうとした時…最低最悪今最も会いたくない人の声が聞こえた… 「そこで何してるわけ?」 ほんと有り得ない… 「何で…ここにいるのよ」 「は?意味わかんねぇ質問するな。そこ俺の部屋。お前の親大家だろ知ってろバーカ」 ばっ…バカ?! 確かにバカだよ。 でも 「私。高野くんにバカって言われる筋合いないから。それにお母さんに頼まれて呼びに来ただけだから。…準備出来たらうちに来なさいよね!!」 私は少し冷たく言い放って自分の家に入って行った。 「あら?高野くんはまだなの?」 「知らない。もうすぐ来るんじゃないの?」 「あら…そうなの?きっと引っ越してきたばかりで忙しいのね」 お母さんはそう勝手に解釈してキッチンに戻って行った。 .
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