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理科室には様々な実験器具が置いてあり、奇妙な物まで置いてあるため、危ない所であり不気味な所でもある。
「柊、放課後理科室に来るように…」
(僕は授業中居眠りをしてしまい、理科の朽木(クツキ)先生から放課後呼び出しをくらってしまった…)
放課後、LHR(ロングホームルーム)が終わり呼び出しをくらってるため、柊 紅夜(ヒイラギ コウヤ)は教室を出て理科室へと足を進めた。
(やだなぁ…朽木先生と二人きりなんて……あの先生何処か不気味なんだよ…行きたくない……)
放課後のせいか人気が少ない理科室に続く、長い廊下を歩きながら深いため息を吐き、理科室のドアに手をかける。
(来てしまった……)
理科室のドアに手をかけたが、入るに入りたくないから、その場に少しの間立ち尽くしていた。
(よし!!入らないと!!)
「失礼します…」
柊は意を決し理科室のドアを横に開け、中に入って辺りを見渡したが、先生はまだ来ていないようだ。
「まだ来てないだ……」
先生がまだ来て居ない事にホッとし、窓際の机に行って椅子に座わり先生を待つ事にした。
あれから一時間ぐらいたっても先生は来ないので、柊は頭を机に倒し来るのを待っていたが、まわりが静かで夕日が背中に当たり睡魔に襲われいつの間にか眠りについていた。
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