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柊が寝てから三十分後に先生が理科室にやって来た。
「悪い柊、会議が長引いた」
柊の方を向いて謝ったが、机から頭が上がらないので先生は柊の居る窓際の机に行き、柊の顔を覗き込むと柊は気持ち良さそうに寝息を立てて寝ていた。
「二時間近く待たせたからか…」
無愛想で恐いと言われてる先生が、気持ち良さそうに寝ている柊の頭を優しく撫でながら微笑む。
「無防備で寝て…」
頭を撫でても起きない柊を見て、先生は悪巧みを思いつく。
「柊‥柊起きろ…」
頬を軽く叩いて起こすが、全く起きる気配がない柊を見、ニヤリと怪しく笑い寝ている柊の服を脱がし、もし起きて暴れ出さないよう柊の両手と実験で使った器具を洗うためにあるジャグジにネクタイで縛りつけ、柊の身体を机の上で寝かせる。
「ふぅ…‥ん‥ん…」
裸のまま机の上に寝かされたので冷たさに目を覚ます。
「先生…??」
起きたばかりで頭が働かないのか先生を見て首を傾げる。
「やっと起きたな」
柊が目を覚ましたのをいい事に柊の首筋に顔を疼きめ、下から上へと舐める。
「…ッ…何!!!」
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