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第1章 出会い
高校の入学式で俺は恋をした。
入学式によくある風景の自己紹介、照れたり、緊張して上手く自己紹介出来ない人の中に彼女はいた。
「はい、次!」
「はい、日向小明です、出身校は…」
淡々と自己紹介をする彼女はとてもカッコ良くそして、とても綺麗だった。
自己紹介の後、俺もジュンもあのカッコ良く綺麗な彼女に声をかけた。
「えっと…日向さん…だっけ?」
凜とした彼女はお嬢様って感じの雰囲気がしていたが
「あ!!はじめまして!!永山くんに神戸くんだったよね?」
とてつもなく元気な声に面食らってしまった俺たち
「よろしくね!!こっちは親友のミツキちゃん」
「よろしく!!私は牧野美津葵、ミツキってよんで」
「あっ!じゃあ私もアカリでいいよ」
面食らって唖然の俺たちを放置してまた自己紹介をはじめていた、ヤバいと思って固まったジュンの代わりに
「よろしく、じゃあ俺はテツでいいよ、こっちはジュンでいいと思う、なっ?ジュン」
「えっ?あっ…あぁ、よろしく」
こんな感じで俺たち4人はつるみ始めた。
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