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秋斗「はぁ~全く姉さんは人使いが荒いよ。」
俺は今姉さんに頼まれ…というよりパシられて近くのコンビニによって帰る途中だった。
すると何やら子供の声が聞こえた。
子1「なんだよきったねー猫。」
子2「捨て猫!捨て猫ー!」
俺が声のする方について見たのは、数人の子供達が輪になってその真ん中にいる猫を蹴ったりしていた。
秋斗「お前ら何やってんだ!!」
子3「ヤベッ逃げろ!」
そういって子供達はその場所から逃げていった。
秋斗「おい!まちやがれ!…チッ逃げたか。」
俺がそんな事を言った時猫が小さな声で鳴いた。
秋斗「!?お前大丈夫か?」
猫「…にゃ~……」
俺が猫に近寄ると猫は砂だらけになっていた。しかも酷く弱っていた。
俺は猫をそっと抱き上げて急いで家に向かった。
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