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「流石に、飲み過ぎじゃないの?」
うっせー。
「俺、ザルなの。」
「知ってるけど、それでも飲み過ぎだって。ヒロ、やめときなって。」
「嫌だ。」
「嫌じゃないよ。明日も仕事でしょ?」
「休む。明日体調不良になるだろう。」
「予言かよ。当てる気だな、それ。」
「ミキ、看病しに来て。」
「いや、俺、明日仕事…」
「嫌だ。来て。」
「嫌だとか言われても無理だよ。俺ん所人手が少ないんだから休めない。」
「ヤだ。」
「駄々っ子か。飲み過ぎだ。ほら、帰ろ?」
「ヤ。ここで寝るもん。」
「いやいや、俺、おぶって帰れないから止めて。」
「おんぶ。」
「いや、無理。マジ無理。」
「非力。」
「いや、まぁ、そこは確かに強く否定出来ないけどさ、とりあえず自分がマッチョな事を自覚してくんないかな?今体重何キロあんの?」
「Ladyに体重聞くなんて失礼だぞ☆」
「誰がLadyだ。」
「俺だよ。」
「黙れよ。酔ってる?ねぇ?酔ってるよね?」
「酔ってないしデコ野郎。」
「デコ言うな。ちょっぴり人よりゆとりあるだけだし。ゆとり教育。」
「馬鹿野郎!そこはゆとりの範囲外だ!テストに出ません!」
「…やっぱ酔ってるんでしょ?ねぇ?ホントは酔ってるんでしょ?」
うっせぇ馬鹿。
酔ってねぇつってんだろ。
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