757人が本棚に入れています
本棚に追加
自分の手を見つめる
―汚い―
何人もの人を
この手で殺めてきた
そんな汚い俺の手が、
君の澄んだ手に
触れることはね…?
きっと…絶対に
許されることぢゃない。
裕「…涼介?」
「悪いけど…俺は誰とも
仲良くなる気はないから」
顔を上げた時に映った
君の悲しい顔を見て
気持ちが揺らぎそうに
なったけど…
「君に興味はない
じゃあな…。」
立ち上がって
冷たく裕翔を見下ろし
俺は店を出た
最初のコメントを投稿しよう!