STAGE 2 押し付けは御免だぜ

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ACT 2.1 [話しの流れって怖いね---その3] ポイント248でゼノスは進化Aと交戦していたが、人質をとられ攻められずにいた。 『ったく、何で一般人が禁止区域にいるんだ!?』 ゼノスは反撃出来ずに進化Aの攻撃を受けつづけ膝をついついた。 侠介を放り投げ「コレデ最後ダ」とゼノスを吹き飛ばし、ゼノスは仰向けで動かなくなった。 そこに鉄パイプを空中から勢いよく投げつけゼノスの腹を突き刺した。 空中に浮かびながら耳障りな笑い声をあげる進化Aをよそに、侠介はゼノスの所へ駆け寄る 『オイッおっさん、しっかりしろよ!!!』 腹から血が勢いよく流れ出し辺りを赤く染めていく。 『ったく…お前のせい……でお前、名は?』 『佐久間侠介』 『侠介……』 ゼノスは侠介の耳元で何かを話しピクりとも動かなくなる。 『おっさん…おぃ、何で……動けよ!!! おっさん!!!』 進化Aはいつの間にか地面に降り近づいてきた。 『ヒャハハハ。 死ンダカ? オ前モ今スグニ送ッテヤル』 そう言って飛び掛かろうとするが動きが止まり、後退りしはじめる。 その進化Aは本能で一瞬で理解した。 さっき人質だった人間が、自分にとって「脅威」だと。 一瞬、侠介の体が光り消えた後ゆっくりと立ち上がる。 『状況が理解できない…何で俺が戦わなきゃならないんだぁ!!!』 …………… ………… ……… …… … 各ポイントに本部からの応援部隊が到着し合流していた。 状況を察し特A隊と、傷だらけのミシェルがゼノスの元へ駆け付ける。 そこには倒れている「異形の人型」と「血まみれのゼノス」、もう一人座り込む侠介がいた。 本部へ連れていかれた侠介は一室へ案内され、奥で上官であろう男性と話しをしている女性がいる。 『彼がゼノスのブラディアを引き継いだと?』 『えぇ、息を引き取る前にゼノス本人から確認したわ。 名前は佐久間侠介。 軍人ではなく一般人よ』 侠介はその場で、詳しくイーグルの事とジュバロの事、ブラディアの事を聞いた。 そして自分が断れない領域まで足を踏み入れてしまっている事に気付く。 侠介はそのままウラノス隊に所属となり ミシェルは実戦での戦果と亡くなったゼノスの代わりとして部隊長へ昇進した。 ---これが、侠介のイーグルへ入隊とブラディアを持つワケとなった話しである--- ――――――――――――――― (~登場キャラと作者の絡み~) 侠介 (ん~…トントン拍子でこうなったが、いいのか?) 作者 (いいの、いいの。 まだ話しの先は長いから、気長に行こう(;´・`) ) ―――――――――――――――
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