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ACT 4.1
[俺のプリン返しやがれ!! その2]
あぁー!!っと声を上げる玲華はゴミ箱からプリンの入っていた容器を見つけていた。
ブツブツと何かを言っている玲華を、椅子に座りながら見ているバラド。
『なぁ何か解ったか、名探偵さん』
『えぇ、この容器の状態と残された香……
プリンが消えたのは数時間前くらね』
とても真面目に会話している玲華の姿は少し面白い。
「聞き込みに行ってくるわ」と隊員室を出る玲華を見送る侠介・ライ・バラドの三人。
~数分後 隊長室にて~
『用も無いのに隊員室に行く訳無いでしょ。
で、貴方達は何をしているの?
それに、その格好は何?』
呆れ気味に尋ねるミシェル。
玲華は極々簡単に説明をし部屋を出る。
後ろにいた二人に
『くだらない事をしてないでトレーニングでもしてなさい!!
(ハァ…この前のミッションのシリアスさは何処に行ったのかしら……)』
と溜め息をした。
~数分後、別の隊員室にて~
困惑する隊員を余所に、聞き込みの勢いが増している玲華を遠くから見ているライとバラド。
『なぁ、バラド。 もう一つ考えが過ぎっているんだが…』
『あぁ、何となく予想はつくが一応聞こう。 何だ?』
『侠介のプリン食べたのって…』
『ライ、それは言ったら元もこも無い。
ここは静かに見守る…』
と、逆方向から何かを叫びながら走って来る侠介。
『れーいーかーッ!!
お前が食べたんだなぁー!!』
『えっ!? えぇっ!!?
な、何の事かしら!!!!?』
明かに動揺しながら走り去る玲華。
それを追い掛ける侠介。
『あ~あ、もう少し見ていたかったんだが』
『いや十分でしょう。
(良かった…今回は巻き込まれずに済んだ)』
辺りには侠介と玲華の二人の声が響き渡っていた。
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「~登場キャラと作者の絡み~」
ミシェル
(デリーターさん、この回は必要あったの?)
作者
(いえ、全く (-.-;) )
バラド
(ある意味、玲華のコスプレショーだな。
ちょいちょい、こんな話しを挟んでくるんだろ?)
作者
(勿論です!!!
玲華はこの作品のヒロインですからね (+_+)b )
ミシェル
(あら? 私はヒロインじゃないのかしら??)
作者
(そ、そんな事 (;´・`)
そんな、マジな目で睨まないでよ)
バラド
(この作品の作者が架空人物に圧倒されてどうする
(^_^;)
大変だな、作者デリーター…
まぁ無理せず頑張ってくれ)
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