STAGE 1 芋虫って連呼すんな

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ACT-1.2 [芋虫退治じゃねぇのかよ] 数秒、ミシェルと侠介の間に火花がみえる 『まぁいいわ、今からそれを説明するわ。まず真・・・』 話を始めたミシェルは「あぁ」と溜め息混じりに呟き、バラドをみる 『ねぇバラド?いい加減この名前は・・・』 『ダメ!!私はバラド!!本名もバ・ラ・ド!!』 間髪入れないバラドに対しミシェルは少し頭を押さえ話しを戻す 『・・・・皆、話を中断してすまなかった、話を戻すわ。 今回のミッションにおいてバラドと玲華そして侠介を選んだ理由だけど、今回のミッションに沿って行ったシュミレーションのデータから数値が高かった三人を選んだ。 これはあくまで二次災害を起こさぬ為の最善のメンバー選抜。 この選抜に関して他の部隊長からも同意見を得ている。 だけど、今なら異論を許す。ある?』 バラド『俺は無いよ』 玲華『ありません』 侠介『ありますッ!!』 『そう、全員納得したようね』 ミシェルは侠介の異論をサラッと無視して話を進める 『・・・と言う訳だ。ミッション開始は5時間後。 本ミッションに参加となる特A部隊員は、各自、作戦を叩き込んでおくように。以上』 全員が立ち上がり敬礼をする。 部屋を出て通路を歩くミシェルに駆け寄り呼び止めるバラド。 『ミシェル。侠介の件だが・・・』 『分かっているわ。 でもこのミッションには「侠介も必要」なのよ』 『必要ってまさか進化クラスか?』 ミシェルはコクッと頷き壁に寄り掛かる。 『勿論、関係の無い隊員には通達無用。 これは貴方達の事も含め混乱を避ける為。 わかるわよね? 後で貴方達だけに召集があるから』 そう言いミシェルは自室に戻っていく。 「進化クラスか・・・」 とバラドは苦笑いしていた
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