STAGE 4 みんな同じ仲間だろ

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ACT 4.5 [見つけました、私の彼氏 by詩織] 目が覚めた侠介は支部入口でタバコを吸っていた。 ちなみに侠介は二十歳になったばかり。 金髪の割に、そういった事はキッチリ守っているのが何とも侠介らしい。 『あの~すみません』 侠介が顔を上げると目の前に女性がいた。 髪は腰まで長く、身長はだいたい150と小柄な女性。 大きな手提げバックとリュックを背負っている。 『第一支部の部隊員さんでいらっしゃいますか?』 『え? あぁそうだけど……』 『あぁ~良かった。 地図置いて来ちゃったからどうしようかと思って。 あっすみません!! 申し遅れました、イーグル第三支部から本日付けで転属となりました神咲詩織と申します。 宜しくお願いします』 『はぁ…よ、宜しく。 俺は特A隊所属、佐久間侠介』 神咲は一瞬ボーっとした後 『佐久間…侠介……って、貴方が侠介さんですか!?』 と何故か目を輝かせている。 『そ、そうだけど…… (何なんだ? いきなり 俺何か悪い事したっけ??) まぁ、とにかく中へ』 困惑しつつも支部長室へ案内する侠介。 部屋の奥で重寿と神咲が話をしている。 侠介はミシェルとログナードと三人で話をしていた。 『はぁ? マジかよ!? しかもブラディア所有者のトップクラスって』 『えぇ、本当よ。 今の「貴方達三人」が束になっても勝てないと思うわ』 合同会議室に重寿支部長が率いている全部隊員が集まっている。 『全員集まったか? 早速だが、今から新しい部隊員を紹介する。 本日付けで第一支部・ウラノス特A隊に転属となった神咲詩織君だ。』 入口から神咲が入ってくると同時にどよめきが走る。 『本日よりウラノス特A隊に転属になりました神咲詩織です。 宜しくお願いします。』 おぉー!!と場違いな歓声が上がり何故か拍手まで上がっている。 と、通信により全員に静かに声が響く。 『貴方達、ここは騒ぐ場所ではないわよ……』 声の主はミシェル。 さすが鬼と恐れられるだけあり、たった一言でその場にいた全員を黙らせた。
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