STAGE 4 みんな同じ仲間だろ

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ACT 4.6 [ガチンコサバイバルバトル!?] 食堂の一件以来、ミッションは難無くこなしてはいるが侠介と一部の隊員達と壁が出来てしまった。 『最近、感じた違和感はそういう理由だったのね』 隊長室でバラドから話を聞いているミシェルは呆れた顔をしている。 『大分前にあったライと侠介の対立程じゃ無いが、このまま行ったら士気に関わるかもな』 『そのランキングの話は小耳に挟んではいたけど、まさか「私を差し置いて」神咲がねぇ』 『おいミシェル。 そこはツッコんでいいのか?』 『何? おかしな事言ったかしら? それより白黒ハッキリさせましょう』 侠介のいる隊員室にミシェルとバラド、玲華に神咲が集まった。 『オイ!! 何で俺がそんな事しなきゃならねぇんだ!?』 『部隊の為、神咲の為よ』 『でもミシェル隊長、いくらなんでも「それって」キツくないですか……?』 玲華の言った「それ」とは、[侠介一人 対 神咲ファン隊員約150人のガチンコサバイバルバトル]だった。 どんな方法でもいいから、150のうち一人でも侠介に勝てたら、全員に対して 「神咲の握手会+写真撮影」の権利が与えられる。 ただし、侠介が最後まで負けずに残っていたら金輪際、神咲を特別扱いせずに誰ひとり「一切要求をしてはならない」というファンにとっては大ダメージになるペナルティーがかせられる。 『侠介、食堂で言った貴方の発言に一理あるわ。 だから特別扱いさせない為に貴方は全力でぶつかりなさい。 もちろんファン隊員も全力でしょうから』 侠介がチラッと神咲を見ると神咲は申し訳なさそうに頭を下げる 『ごめんなさい、侠介さん』 『………あぁ分かった。 やりゃあいいんだろ!? 確認するが、これは「隊長の公認」なんだよな?』 『もちろんよ。 だからこそ向こう側は全力でくるわよ。 でも一般隊員も混ざっているから貴方は能力は使ってはいけない。 だからブラディア所有者といえど、貴方も全力でいかないと、メッタ打ちにあうわ』 それから一週間が経ち、ガチンコサバイバルが開始されようとしていた。
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