Ⅰ 狂った御伽噺
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獣も眠る真夜中、森の中。 何かが蠢く音と呼吸音、そして足音が聞こえる。 「はっ、はっ、はぁっ……」 荒い呼吸は俺のもの。走る度に地面を鳴らす音も俺が出している音。 道の片隅で蠢く"何か"が俺を追いかけている。 もしかしたら狼かも知れない。先程まで持っていた短剣は走る際に落としてそのまま捨ててしまった。 だから今の俺には逃げるということしか出来ない。
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